【2020年：令和】総人口1億2600万人時代。農業就労人口170万人で47百万石、1人28石を生産した。現代のお米の生産量は江戸時代の20倍を超えており、みんなが美味しく、そして安全にお米を食べられる時代になった。逆に生産量から考えると、昔のお米の価値は途轍もなく高かったという事になる。今お米を作っている農家の方や、これまでの農業技術を育んだ方々に感謝しよう。（参考：農林水産省）

1876年11月9日、福島県生まれ。1歳の時に囲炉裏に落ち火傷を負う。この事故により左手の指がこぶしを握るようにくっついてしまう。そのため農作業は難しく、学問で身を立てるよう勧められ必死に勉強する。アメリカで細菌学の研究に従事することとなる野口英世は「誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ」と努力の大切さを語っている。

花粉を集めるハチのことをハナバチという。ミツバチもハナバチに含まれるうちの1種。母が産んだ子と共同生活をする種や、他のハチが集めた餌を横取りする種など生態も様々で、特に横取りはハナバチの10％が行うとされる。一部の種は恒温動物のように0℃の環境でも30℃以上の体温を保つことができる。また2021年、アメリカのチワワ砂漠にある僅か16平方kmのオアシスに497種ものハナバチが生息していることが判明し、大きな話題を呼んだ。

四国中部の高知県香美市には、日本3大鍾乳洞の1つに数えられる龍河洞（りゅうがどう）がある。鍾乳洞の総延長は約4kmで、弥生土器をはじめとする弥生時代の居住痕が発見されたことから、1934年に国の天然記念物および国の史跡に指定された。見どころの1つに「神の壺」と名付けられた、長い年月のうちに鍾乳石と一体化した弥生土器がある。1937年に実験として置かれた壺もあり、85年間分の変化を見ることができる。

1847年生まれ、アメリカ合衆国の発明家。学校での教育には馴染めなかったが、好奇心を失うことなく独学で努力し続けた。エジソンの最初の発明は夜間電信係のときである。問題がないことを1時間おきに電信機で送信するという退屈な仕事に飽きてしまい、自動電信機を発明したのだ。生涯に1300もの発明と技術革新を行った初めの1歩であった。