起伏の少ない北欧（ノルディック）のスカンディナビア地方で狩猟や交通手段として使われていたものが発展した競技。滑降競技のスキー板とは異なり、ブーツのつま先のみ固定されたスキー板で、踵（かかと）を浮かせながら移動やジャンプする。1924年第1回冬季オリンピックで採用された男子種目の「クロスカントリー18km・50km」「ジャンプ」「複合（ジャンプ＋クロスカントリー）」では、ノルウェー勢がすべての金メダルを獲得した。女子種目は1952年第6回大会から採用された。