地球から月までの距離は38.4万kmあり、光の速度で進む光速宇宙船は秒速29万9792kmで進む。距離を速度で割ると時間が出るため、到着時刻は約1.28秒後である。ただ次第に、加速に必要なエネルギーが大きくなっていき、光速は超えられないどころか、光速に達する速度を得るのにも無限大のエネルギーが必要になるため不可能である。宇宙船が光の速度に到達した段階で、ビッグバンが発生するとも考えられており、宇宙は丸ごと消滅し、宇宙船は月面には到着しない。

紀元前600年頃に活躍した、ギリシア最古の哲学者で、ギリシア7賢人の1人。多才な人物で、天文学において日食の時期を初めて予言する。またオリーブの豊作を予測し、搾油機械を事前に準備することで財産を築くなど、経営の才も発揮。数学において、円が直径により2等分されることを始めとし、いくつか定理を発見。影と3角形を利用しピラミッドの高さを測定したと言われている。

日本語では「オオツチグモ」ともいう大型のクモ類の1種。最大種の「ルブロンオオツチグモ」は脚を広げると約30cm、体重は175gになるものもいる。他の虫だけでなく、カエルやネズミ、鳥の雛なども食べられるほどの大きさ。また、腹の刺激毛という毛を蹴って飛ばすことで攻撃する種もいる。なお、2005年のアンデス山脈における調査にて、標高4500m近い地点でタランチュラの新種が7種発見されている。

明治4年の廃藩置県により兵庫・豊岡・姫路の3県が成立し、同年のうちに姫路県は飾磨（しかま）県に改称した。同9年に豊岡県と飾磨県の2県および淡路が兵庫県に統合された。さらに同29年と昭和38年の2回に分けて岡山県からの編入があり、現在の県域となった。兵庫県は最終的に、令制国（りょうせいこく）（旧国）における7国の構成となった。これは11国となる北海道の次に多い。また、五畿七道のうち全国最多の4地方にまたがることになった。

1901年4月19日、大阪に生まれる。幼少期、父方の実家のある和歌山県へ移住。中学在学中に「クリフォードの定理」に出会い、数学に興味を持つ。1925年に京都帝国大学理学部数学科を卒業し、大学講師に就任。1929年からパリへ遊学。世界中の数学者が解決できなかった「多変数解析函数論」の3大問題を1人で解決。1960年には文化勲章受章。「春宵十話」など随筆集も残している。