地球から月までの距離は38.4万kmある。月の直系は3,474kmで、地球の直系12,742kmと比べると、かなり小さい。体積比では約2％の大きさで地球の横に位置している。現在、月は毎年4cmずつ遠ざかっており、約18億年後には地球の横ではなく火星の横にいることになる。さらに約500億年後、地球の自転と月の公転はやがて同じ速度で回るようになり、遠ざかる理由はなくなるが、その前に太陽が膨らみ赤色巨星となり、地球は飲み込まれてしまう。

1862年アメリカで生まれた小説家。幼少期に母と死別し、その後15歳から叔父のドラッグストアで働く。1882年テキサス州に移り様々な職を経験するが、1896年に、勤めた銀行から横領罪で告訴される。しばらく逃亡したが、1898年に自首し刑内の病院で薬剤師として働く。模範囚として刑期を短縮され、1901年に釈放。服役中から短編小説を書き始めていた。「賢者の贈り物」(The Gift of the Magi)は大変有名である。

一説には未発見種も含めると、昆虫類の20％は他者に寄生するハチ、寄生蜂であるともされる。また、世界最小の昆虫はアザミウマタマゴバチというコバチの仲間で、諸説はあるがその体長は成虫で僅か0.18mm。コバチの仲間は大型でも16mmほどにしかならず、大多数は1mmにも満たないにも関わらず、基本的に6本の脚と4枚の翅（はね）を持つ。しかし、たった0.139mmの寄生蜂が存在するという情報もあるため、最小昆虫の世界は未だに底知れない。

国内最大の面積約669平方kmを誇る琵琶（びわ）湖は、古くから近畿地方の水運・水利・漁業を担い「近畿の水瓶」と呼ばれ親しまれてきた。琵琶湖には数々の景勝地があり、1950年に琵琶湖とその周辺が日本初の国定公園に指定された。その前年には特に優れた8つの風景が「琵琶湖八景」として選定された。県内では釣りや登山などアウトドアレジャーが盛んで、自転車で琵琶湖を1周する「ビワイチ」は2019年にナショナルサイクルルートに認定された。

1887年、現在のベラルーシ共和国に生まれ、厳格なユダヤ家庭で育つ。美術学校に通った後、1910年にパリへ赴く。1914年にはベルリンにて初めての個展を開催する。ナチスのユダヤ人迫害が始まるなか、アメリカに渡る。終戦後はフランスを活動拠点とし、伝統を重んじた絵画作品を残し「愛の画家」と呼ばれる。花・恋人・ウエディングをモチーフにした絵画や、「パリオペラ座の天井画」などが有名である。