太陽系に一番近い恒星であるプロキシマ ケンタウリ。「プロキシマ」とはラテン語で「最も近い」という意味。地球からの距離は40兆1134億kmである。地球上にあるどんな乗り物よりも速い、人類最速の宇宙船「地球号」は、時速10.7万kmで太陽を周回している。仮にその速度で向かったとすると、4280万年後、遂には隣の恒星プロキシマ ケンタウリに到着する。

1802年8月5日に生まれたノルウェーの数学者。1815年、現オスロ大学のカテドラル・スクールに入学。1818年に出会った数学教師ホルンボエに影響され数学に目覚める。5次方程式に関する論文も有名であるが、楕円関数の逆関数が2重周期をもつことの発見が、後の超越関数の大論文に繋がった。26歳で亡くなるも、アーベルの名を冠している数学用語は多く、死後フランス科学アカデミーから大賞が贈られる。

最大とされていたカブトムシを超える国内最大の甲虫で、体長は約65mmにもなる。羽化までの期間は3年と非常に長い。1984年に沖縄で発見された本種だが、翌年の1985年にすぐさま国の天然記念物に指定され採集が禁止されたことからも分かるように、発見時点で絶滅寸前であり、密猟も横行してしまっている。そのため、本種のホロタイプ標本（新種を発表する際に使われる貴重な標本）も2018年にようやく初公開されるほどに貴重なものとなっている。

茨城県の人口は全国11位の約284万人で、これは政令指定都市をもたない県で最多である。人口は北部の山間部で減少が著しく、つくばエクスプレス沿線での開発が進む南部では増加傾向と南北格差が広がっている。つくばエクスプレスはつくば市と東京都の秋葉原を結ぶ路線で2005年に開業した。最高速度は時速130kmに達し、両地域を最速45分で結ぶ。全線が高架または地下を通るため踏切がない。

20世紀の西欧文学を代表するフランス人作家。1871年、パリの郊外で生まれる。9歳の頃から喘息に悩まされる。1912年の40歳頃、彼が一生をかけた大作「失われた時を求めて」が形となり、最終的には7巻16冊になる。1919年、「花咲く乙女たちのかげに」がゴンクール賞を受賞し、一躍有名となる。朝方まで作品を推敲していた日に呼吸困難になり、弟のロベールにみとられる。